人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のティリオン・ラニスター役などで知られる俳優のピーター・ディンクレイジが、人気のホラー映画『悪魔の毒々モンスター(原題:The Toxic Avenger)』のリブート版で主演を務めることが明らかになった。米Deadlineが伝えている。
『悪魔の毒々モンスター』は、1984年にトロマ・エンターテインメントによって、低予算で制作されたアクション・コメディ映画。ジムの清掃員として働いている、ひ弱でマヌケないじめられっ子のメルヴィンが、不良グループにだまされ、有毒廃棄物が入ったドラム缶に飛び込んでしまうと、化学反応によって体が変異し、醜悪な毒々モンスターへと変身を遂げるというストーリーだ。メルヴィンは掃除用のモップ片手に、町の悪者たちを退治していくうちにヒーローとなり、盲目の美女サラと出会い恋に落ちていく。
米Deadlineによると、そのリブート版の主役にピーター・ディンクレイジが抜擢されたという。リブート版では、マーベルの『デッドプール』のような作品になると言われており、リブート版のプロデューサー陣には、オリジナル版の監督ロイド・カウフマン、マイケル・ハーツが再び参加するという。
またオリジナル版は、1作目のヒットを受けシリーズ化。1989年に関根勤らが出演した『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』と『悪魔の毒々モンスター 毒々最後の誘惑』が公開され、さらに2000年には『悪魔の毒々モンスター 新世紀絶叫バトル』作られ、根強い人気を誇っている。
人気作のリブート版に人気俳優抜擢というだけあって、かなり注目が集まりそうだ。
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