現在動画ストリーミングサービス「ディズニープラス」で配信中の人気ドラマ「マンダロリアン」シーズン2。このドラマに人気キャラクター、アソーカ・タノ役として出演している女優のロザリオ・ドーソンが、自身の出演が一部で物議をかもしてることについて「理解している」と語った。
2019年10月、ロザリオ・ドーソンとその家族は、デレック・フィンリーという人物から告訴されていた。E!Newsが入手した裁判資料によると、デレック・フィンリーはトランスジェンダーであったが、ロザリオやその家族によって差別を受けたというのだ。そのほかにも、暴行や精神的苦痛などを訴えていた。
このことから、先週「マンダロリアン」制作スタッフによりロザリオをアソーカ・タノ役に採用したとの発表があった際、一部の作品ファンから異議を唱える声があがったのだった。
[PR]そしてロザリオは先日、Vanity Fairの取材に対し、作品のファンであれば裁判中の人物が登場することが気になるという人もいるだろうと理解をしめした。また、裁判については、「真実は明らかになっているわ」とし、「『差別をした』という告発についてはすべて、取り下げられている」と明かした。なお裁判について、原告のデレックは告発した20の項目のうち18を取り下げている。
これについてロザリオは、「取り下げられた理由は、はじめからそんなことは起きていなかったからよ」と語り、「真実は、私を幼いころから知ってくれている人たちが明かしてくれるわ。これまでにもたくさん助け合ってきたから。もちろん彼(デレック)にも同情する部分はあるけどね。」と付け加えた。
また彼女は、「私はこれからも、 LGBTQAコミュニティをサポートするために声を上げ続けるわ」と語っていた。
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