アメリカのディズニーパーク(Disney Parks)は先日、合計で3,200人の人員削減を発表した。その理由の一つとしてディズニーランドの再オープンができないこととした。
パークは新型コロナウイルスのパンデミックのため3月に閉鎖。閉鎖当初は、短い期間になるものだと予想されていた。しかし、夏にはパンデミックが猛威をふるい感染者数は増加。パークは警戒心から閉鎖されたままだった。ディズニーランドは7月に再開予定だったが、第二波によってそれも叶わず。(フロリダ州オーランドのテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は7月に一時再開していた)。カリフォルニア州のディズニーランドは、カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサム氏の発令によって閉鎖されたままとなっている。9月末には、この長引く閉園を受け2万8000人を解雇にする方針をディズニーは発表していた。
しかし、マイアミ・ヘラルド紙の新たな報道よると、さらに4,000人の従業員が解雇されるという。対象となるのは、主にディズニー・パークス、エクスペリエンス、プロダクト部門とのことだ。主な理由として進行中の閉鎖および収入の損失とされている。
今回の新型コロナウイルスによる解雇は、ディズニーなどのテーマパーク業界だけでなく、様々な業界において大きな問題となっている。アメリカでは4月に失業率が14.7%、その後6ヶ月間は失業率が低下し改善されてきたものの、まだまだ油断はできない状態だ。
一方で、香港のディズニーランド・リゾートも一時的なパーク閉鎖を決定している。新型コロナウイルスの影響による一時閉鎖はこれで3度目となる。
再開時の香港ディズニーランド・リゾート↓
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