「ワン・ダイレクション」メンバーで現在はソロアーティスト、モデル、俳優として活躍するハリー・スタイルズ。彼はVariety誌の最新号で表紙を飾り、インタビューでは、人種差別について語った。
表紙を飾ったハリー↓
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アメリカでの人種的混乱に満ちた1年を受けて、ハリーは人種差別、そしてBlack Lives Matter運動について振り返り、「人種について話すことは、誰にとっても本当に居心地が悪いことだと思う」「でも僕は気づいた、自分の居心地とかは、この問題に何も関係ないってね。これって会話をしない理由としては十分ではないし」と話した。
また、警察官に黒人のジョージ・フロイドさんが殺害された事件の後、ハリーは抗議デモで逮捕された活動家たちのための保釈基金に寄付。「人種差別主義者ではないということだけでは不十分で、“反”人種差別主義にならなければいけない」と声明も発表していたのだが、今回のインタビューでも改めてこの時の心境を振り返っている。
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「振り返ってみると、過去の自分は十分に発言してこなかったと思う。その気持ちがオープンになって学ぶ準備をするために、僕の背中を押してくれた」「歴史的に見ても、音楽以上に黒人文化から恩恵を受けた業界はないと思う。この長い歴史の中で公正な報酬を得られなかったことについて、議論が必要だよ」と話した。
「今は話を聞く時間であり、人々が謙虚になり、教育を受け、学んで変わろうとするようになることを願ってる」と、付け加えたハリー。今回の彼の言葉は、多くの世代の心にきっと届いたはずだろう。
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