アリアナ・グランデ（25）が、過去にツイッターでやり合った毒舌テレビ司会者と和解？ ファンはあまり快く思っていないようだ。
ジャーナリストのピアーズ・モーガン（53）は、その歯に衣着せぬ物言いで人気を得る一方、時に過激な発言が“炎上”するケースも少なくない。昨年暮れにアリアナ・グランデとツイッター上で繰り広げた舌戦は、まだ記憶に新しい。
ところが2月20日、モーガンはツイッターにアリアナ・グランデとの2ショットを投稿。米ロサンゼルスのレストランにて「ばったり会った」ことを明かし、2時間ほど話をしながら食事をともにしたことを報告。「笑い、議論し合い、彼女は泣いて、私も泣きかけた」と明かし、さらに「お互いのことを好きになった。変な気分」ともつづっている。
So… we bumped into each other in a LA restaurant, she joined me for ‘a chat’ & 2 hours later we were still chatting. We laughed, we argued, she cried, I nearly did, the drinks flowed & we bonded. Turns out we really like each other. Weird. Thank u @ArianaGrande – next? pic.twitter.com/pNJ7pDi0at
— Piers Morgan (@piersmorgan) February 20, 2019
アリアナ・グランデも「楽しい夜をありがとう」とのツイートに、「こちらこそ笑いと実り多い会話をありがとう！ あなたと会えてよかった」と返答。女性蔑視的な意見が多いピアーズ・モーガンを、「未来のフェミニスト（#FutureFeministPiers）」というハッシュタグで称している。
ピアーズ・モーガンは、2018年11月に、「リトル・ミックス」が女性のどんな体型も美しいと歌う女性賛歌「ストリップ」をリリースする際、自分たちが実際に言われたことのある悪口だけをまとったヌード写真でのプロモーションを行ったことを“ネタ”にし、「ディクシー・チックス」の盗用であると指摘。さらに、メンバーのジェシーが下着風衣装の写真を公開したことに、「官能的? バカみたいだ。服を着るよう言ってやれ」と揶揄した。
Hey @LittleMix – when are you going to admit you stole this idea from @dixiechicks? pic.twitter.com/dLRX2TMv2k
— Piers Morgan (@piersmorgan) November 20, 2018
アリアナ・グランデは、母ジョアンが「お母様に、悪口しか言えないのなら、口は閉じるべきと教わらなかったの?」と説教をしたことをきっかけに、この舌戦に参加。
「うちの母には、正直に、他人の意見を口にすることを恐れるなと教わったよ」「リトル・ミックスは、ヌードより才能でレコードを売るべき。お宅の娘さんもね」と述べたピアーズ・モーガンに対し、「私は自分の才能“と”色気、どっちも好きに使うの。自分の意志でね。女性はセクシー“にも”才能豊かにも、裸にも高貴にもなれる。自分たちの意思でね」と反論。「理解されるまで、闘い続けるんだから」と真っ向から立ち向かう意思を示した。
https://twitter.com/ArianaGrande/status/1065298951711031296
以上の経緯があるだけに、アリアナ・グランデのファンは突然の“和解”にかなり困惑しているようだ。「待って、どういうこと？」との率直な問いに対し、アリアナ本人は「レストランでばったり会った」と、モーガン側と同じ説明をしている。
「私が彼と同じテーブルにつくことを決めて、しばらく話をしたの。ある程度の進展はあったと思う！ 顔を合わせてのディスカッションなら、より優しく、ジェントルになれる。たとえ意見が会わなくてもね」
この説明に対しても、ファンの反応は様々だ。依然として「うわ、なんで」と拒否感を示すものもいれば、アリアナ・グランデ、ピアーズ・モーガンともに「大人の対応をした」と評価をし、「尊敬できる女性」と改めて彼女を見直す声も。そのかたわら、「彼があなたの意見をしゃべらせたのは、あなたが美しく裕福だから。彼はあなたの話なんて聞いていないし、あなたを利用しようとするよ」といった皮肉も見られる。
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