昨年公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でスカイウォーカー・サーガが完結してからまもなく1年が経つが、ファンの間ではその内容についていまだに議論が続いている。
先日、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督ライアン・ジョンソンが、この作品の後半に登場するフォース・ゴーストについて、ヨーダではなくアナキン・スカイウォーカーになる予定だったと明かした際には大きな話題となっていた。
ライアン・ジョンソンはツイッターにてファンからの質問に答える形でこの裏話を公開。当初ライアンは、ルークの実の父親でありダース・ベイダーであったアナキンが登場し、ベン・ソロがカイロ・レンとなってしまう経緯について理解を求めることに大きな意味があると考えていたと明かした。
しかしその後、「このままでは物語がさらに複雑になってしまう」と感じ、「よりインパクトのある教えを残していくれるだろう」とヨーダを登場させることにしたと付け加えていた。
Briefly for the tree burning scene, but luke’s relationship was with Vader not really anakin, which seemed like it would complicate things more than that moment allowed. Yoda felt like the more impactful teacher for that moment.
— Rian Johnson (@rianjohnson) December 1, 2020
この発言に対しファンからは、「あなたの選択は正しかった。これまでのストーリーを尊重するような展開にしてくれてありがとう。ネット上のイヤミなファンたちに惑わされなくて本当によかったよ。あなたが最高だ」と擁護する声もあれば、「あなたは全くスター・ウォーズを理解していない。『クローン・ウォーズ』よりも嫌われている作品だよ。(かつてルークを演じた)マーク・ハミルが手を引いたのもうなずける」と批判する声もあがっていた。
ファンの反応に賛否両論があることももちろん理解できる。もしあの場面でヨーダではなくアナキンが登場していたら、物語の展開はガラリと変わっていただろう。
もしかすると、まもなく「ディズニープラス」で公開されるオビ=ワン・ケノービの物語にて、新たな事実が発掘されるかもしれない…。