映画『ファンタスティック・ビースト3(仮題)』で、ジョニー・デップの代わりにグリンデルバルド役を務めることとなった俳優のマッツ・ミケルセンが、初めてその心境を告白した。EWが伝えている。
人気映画『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ・シリーズである『ファンタスティック・ビースト』の1作目と2作目で、ジョニー・デップは黒の魔術師ゲラート・グリンデルバルドを演じ、最新作となる3作目にも登場する予定であった。しかしジョニーは、イギリスのメディアのザ・サンを相手取った名誉毀損裁判で敗訴し、それを受けてかワーナー・ブラザースがジョニーに作品からの降板を求め、ジョニーはそれを承諾した。
ジョニーの後釜は誰になるのか大きな注目が集まっていたが、先日、ドラマ「ハンニバル」などで知られる俳優のマッツ・ミケルセンがジョニーの代わりにグリンデルバルドを演じることが正式に明らかになった。
マッツは、いったいどんな心境なのだろうか。先日マッツはEWのインタビューを受け「これはちょっと難しいパートなんだ。ぼくたちはまだそれに取りかかっているところだよ。ジョニーがしたことと、ぼくがこれからすることの間には架け橋がなければいけない。それと同時に、ぼくはその役(グリンデルバルド)を自分のものにしなければいけないからね」と、3作目からいきなりジョニーからマッツになることに、色々試行錯誤しているようだ。
またマッツはこうも話している。「でもぼくたちは(グリンデルバルドの以前のバージョンへの)いくつかの繋がりと橋を見つけなければいけないので、ジョニーがすでに見事に達成したものから完全に切り離すことはないよ」と、前作からの繋がりをしっかりと持たせることも明かした。
そしてマッツは「この役に関しては、非常に興味深くすばらしいですよ。起きたこと(ジョニーのこと)はショックで悲しいことですが、ベストを祈ります。悲しい状況ですよね。ジョニーもこの作品もまた本調子に戻ることを祈っています」とコメントしている。