ポップカルチャー最大級のイベント「東京コミコン 2020」が、12月4日(金)~12月6日(日)にかけて開催。初日となった12月4日には、今年で公開35周年となる人気映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のステージも大盛り上がりとなった。
今年の東京コミコンは、新型コロナウイルスの影響もあり、3日間の開催のうち、12月5日(土)と12月6日(日)の 2日間、幕張メッセの会場からの中継を実施。公式サイトからアクセスできる「Tokyo Comic Con World」というバーチャルスペースにて開催され、ステージイベントのリアルタイム配信は無料で視聴可能。3日間のフリーパス(税込み550円)を購入すると、参加セレブのサイン・チケットが購入できたり、ビデオメッセージが視聴できるプレミア・ゾーンへのアクセスも可能で、アーカイブ視聴も可能となっている。
そんな新たな試みで開催された「東京コミコン 2020」の初日である12月4日(金)の13:30~は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』公開35周年記念スペシャルが開催された。
東京コミコン スーパーバイザーである杉山すぴ豊氏が登場し、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の35周年をお祝いし、作品のパート2で子役としてイライジャ・ウッド登場していたことや、タイムマシンは当初デロリアンではなく冷蔵庫にする予定だったなど、意外なトリビアなどを披露した。
さらに35周年記念のTシャツ、デロリアンのおもちゃ、ホバーボードのスマホケース、ブルーレイなどが販売されることを発表し、その商品を紹介。
そしてさらに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の4Kニューマスター版でのリバイバル・ロードショーが決定したことを受け。声優を務めた三ツ矢雄二(マーティ役)と、玄田哲章(ビフ役)が登場。
さらにさらに、ここからはスペシャルゲストが登場。なんとドク役クリストファー・ロイドと、ビフ役トーマス・ウィルソンからのメッセージが公開されたのだ。
まずトーマスは、映画の中でマーティが演奏することで有名な「ジョニー・B・グッド」をウクレレで披露。クリストファーとビデオ対談する形で登場した。長年の仲であるトーマスとクリストファーは息ぴったりで、絶妙な掛け合いを見せ日本のファンたちをよろこばせてくれた。
トーマスがふざけて付せんを何枚も口につけ、「カーネルサンダースみたいだ!」といった流れから、ケンタッキー・フライド・チキンの話に。日本ではケンタッキーが人気ということで日本の話になり、ふたりは日本での思い出話を語り始めた。
ふたりとも何度も来日したことがあるのだが、トーマスが日本に行った時、当時『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が人気絶頂だったため、ファンたちが押し掛け、その熱狂ぶりに柵が壊れそうになっていたと明かした。トーマスよりもさらに体の大きいお兄さんを盾にしたとも明かし、「ファンの愛情と人につぶされるんじゃないかという恐怖を同時に知るキッカケとなったよ」と、インパクトのある思い出をジョーク交じりに語った。
さらにクリストファーは、仕事でもプライベートでも日本に旅行をしたことがあると明かし、新幹線に乗って京都へ行ったエピソードもシェアし、「また行きたいと思っているんだ!妻のリサと一緒にね!」と明かした。
また日本話で盛り上がるトーマスは、日本のお皿を持っていると言い出し、さらに今つけている時計もSEIKOの時計であると、親日家っぷりをアピール。そして最後には日本語で「アリガトウゴザイマス」と披露し、日本への愛をたっぷりと語ってくれた。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』トリロジー 4Kニューマスター版は12月4日より全国ロードショー。
【動画】『バック・トゥ・ザ・フューチャー』トリロジー 4Kニューマスター日本語吹替版 新録ナレーション版予告編
東京コミコン 2020 オフィシャルサイト https://www.tokyocomiccon.jp/
Tokyo Comic Con World https://tccworld.jp/
全ステージが見放題となるチケット(税込み 550 円)のご購入はこちら https://tcc.hollycontokyo.com/tcc/register