2020年12月3日からオンラインにて開催されている、世界最大級のポップ・カルチャーイベント「東京コミコン2020」。今年、同イベントの目玉の一つと言えるコスプレチャンピオンシップは、新型コロナウイルスの影響で例年よりも縮小されて開催された。今年選出されたのは4チームだったが、1チームは会場に来られず、当日は3チームのみの披露となった。
1組目はディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」の世界を再現。ベビーヨーダの登場や、銃撃戦を繰り広げるシーンを再現し、迫力満載のステージパフォーマンスとなった。
2組目は夫婦がチームを結成し、バットマンとバットウーマンのハイクオリティな衣装で登場。海外に発注したという特性のバットマンのマントを披露した。
3組目に登場したのは、今年で70歳となった男性と息子さんのチーム。『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロ&チューバッカで登場しパフォーマンスした。なんと、衣装は手作りで、1着に1年を費やしたという。
審査員のキズナアイは、今回のステージを振り返り「感動するくらい作品への愛だったり、細かいこだわりポイントだったり、間近で見れて、すごく胸が熱いステージでした!」とコメントした。
WEB投票により決定したWEBピザーラ賞には、バットマンの衣装を披露した夫婦が受賞。審査員によって決定されるタイヘイ賞には、「マンダロリアン」の世界を再現した1組目が選ばれた。
今年のグランプリは、「いいイベントが今後も開催されるように」と願いを込めて、賞品は、東京コミコン3年分のフリーパスがゲットできるというものだった。グランプリは、親子のチームが見事獲得。「やっと夢の舞台に出ることができた。家族の力があったり、友人やスタッフのおかげで立てているので、ありがたい限りです」と喜びの心境をコメントした。
審査員の市川海老蔵は、賞の決め手について「みなさん素晴らしかったので、クオリティの部分では甲乙付け難いのが正直なところ。やはり、親子の絆です。商品も3年間ということでぜひ、長生きして親子の絆を深めていただきたいなと」と話した。
今年も、コスプレイヤーのキャラ愛を感じ取れるイベントとなったコスプレチャンピオンシップ。今回のイベントの模様は現在、東京コミコン2020オフィシャルサイトのアーカイブ映像で確認できる。
東京コミコン 2020 オフィシャルサイト https://www.tokyocomiccon.jp/
Tokyo Comic Con World https://tccworld.jp/
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