人気シンガーソングライターのショーン・メンデスが、自身のセクシャリティーに対する長年のウワサについて言及した。
デビュー当時から、好青年で正統派シンガーソングライターとして第一線で活躍してきているショーン・メンデス。デビューからはとくに恋愛のウワサはなかったが、去年の春ごろから長年友人であった歌手のカミラ・カベロと交際をスタートさせ、現在も日々ラブラブな様子を公開している。
そんなショーンだが、セクシャリティーに関するゴシップについては、かなり悩まされ苦しんだという。
先日、ダックス・シェパードのポッドキャスト「Armchair Expert」に出演し、インタビューに応じたショーン。自身のセクシャリティーのウワサについて「ぼくは人生の中で、ゲイやゲイであることを公表していない友人がいるから、そのウワサにはとてもイライラしたよ。そういった(配慮のない)ことを言う人たちにとても怒りを覚えた」と明かした。
さらにショーンは、そういったウワサに対しコメントすることが非常にトリッキーであることを明かし、「『ぼくはゲイではないけど、ゲイだったとしても別にいいよね。ゲイであることは何の問題もないのに』と言いたい。そういったシチュエーションにどう対応したらいいのか、わからないんだ」とも語った。
またショーンは「15歳のころから、みんなぼくをゲイだと呼んでくる。ぼくはゲイじゃないし『どういう意味?』って感じだった。ぼくの声の感じに問題があったんだ。そしてぼくはイスに座るとき、最初に足を組んで女性っぽいスタイルのポジションで座るんだ。このことにとても苦しんだよ」と、色々言われることに悩まされていたことを告白した。
繊細なトピックであるだけに、ショーンは伝えたいこともうまく伝えることができずにいたようだ。またショーンがそういうことを言われることで、ゲイであることを公表できない人たちが、さらにおびえてしまうのではないかと、そのことについても心配した。そして、人をゲイかそうではないかと、とやかく言う配慮のない発言はすべきではないと強く訴えかけた。