ダニエル・ラドクリフ(29)が、ファンの視線を恐れるあまり、アルコールに逃げていた過去を告白した。
ご存知の通り、ダニエル・ラドクリフは、人気児童書を原作にした映画「ハリー・ポッター」シリーズで主演に抜擢され、10年にわたって世界中の子どもたちに親しまれてきた。
彼はシリーズと通して、あまりに大きな名声と人気を得たが、本人にとっては負担であったことを、「The Off Camera Show(原題)」で明らかにしている。
ダニエル・ラドクリフに取りついていたのは「当事者意識」。「ぼくの場合、注目されているという事実を忘れるためにもっとも手っ取り早い方法は、大酒を飲んで酔っ払うことだった」とことだった。
しかし酒に逃げたところで、「気が付くんだ。“あぁ、みんなもっとぼくに注目するようになる。だってぼくは酔っ払っているんだ”と」と負の循環に陥り、「その事実を無視するため、もっと飲まなくちゃならなかった」と、さらに酒におぼれた過去を告白した。
ダニエル・ラドクリフは、2010年に禁酒したと明言している。「ある時期に、支えてくれる人が周りにいたことは、信じられないほど幸運だったと思っている」と、彼は当時を振り返る。そこには友人や共演者はもちろん、ファンも含まれており、「心強かった」という。
ダニエル・ラドクリフと、「ハリー・ポッター」との関係は複雑だが、それでも彼はファンが過去の出演作を愛していることへの喜びを明確に示している。
「いま出ている他の映画と同じように、誰かから“あなたが私の子ども時代の大部分を占めているんです”と言われることは、いつも栄誉に感じるんだ」
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