人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード5『帝国の逆襲』と、エピソード『ジェダイの帰還』でボバ・フェット役を演じたジェレミー・ブロックが死去した。75歳であった。
ジェレミー・ブロックはイギリス出身の俳優で、『スター・ウォーズ』の賞金稼ぎであるボバ・フェット役で一躍有名に。ほかにも映画『007 オクトパシー』（1983年）や、1970年代にはBBCのテレビシリーズ「ドクター・フー」にも出演を果たした。
ジェレミーは長年パーキンソン病と闘い、その後合併症により、現地時間12月17日（木）入院先の病院で亡くなったと、彼のエージェントが発表した。またエージェントは声明の中で「彼は、45年以上にわたる長く幸せなキャリアを持っていました」「彼は彼の妻、3人の息子、10人の孫に愛情を注いでいました。みんな彼をとてもさみしく思うでしょう」とコメントしている。
ジェレミーの死を受け、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で幼少期のボバ・フェットを演じたダニエル・ローガンは、インスタグラムにジェレミーとの過去のツーショットを投稿。「ジェレミーが亡くなった訃報を受け、涙が出てきました。レジェンドよ、安らかにお眠りください。あなたがぼくに教えてくれたことはこの先も決して忘れません！これからもずっとずっと大好きです！フォースと共にあらんことを」と書きつづった。
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さらに『スター・ウォーズ』の旧三部作、新三部作の監督であるジョージ・ルーカスは、「ボバ・フェットの演技にミステリーと脅威の完璧な組み合わせをもたらしてくれた。ジェレミーは『スター・ウォーズ』の作品とそのファンたちを非常にサポートしてくれた真の紳士でした。彼の物語とその遺産への貢献にとても感謝しています」と述べ、ジェレミーの功績を称えた。
また『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルは、ジェレミーを「まさに英国紳士だった」と表現し、「彼はいい役者で、楽しくて、みんなに優しい人だった。彼と会い、一緒に仕事ができてとても幸運でした。彼をとてもさみしく思い、それと同時に彼を知ることができてとても感謝しています」とツイートした。
Jeremy Bulloch was the quintessential English gentleman. A fine actor, delightful company & so kind to everyone lucky enough to meet or work with him. I will deeply miss him & am so grateful to have known him. 💔 #RIP_DearJeremy pic.twitter.com/SMvjtQsSwZ
— Mark Hamill (@MarkHamill) December 17, 2020
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