人気歌手のシーアが、以前不倫関係にあったという俳優のシャイア・ラブーフを映画で起用しようとしていたことを明かした。
シャイア・ラブーフといえば、映画『トランスフォーマー』シリーズや『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』などで知られる俳優だ。彼は先日、元恋人のFKAツイッグスに性的暴行などで訴えられたことが明るみになった。
その後、シーアは、ツイッグスの記事を引用し「私もシャイアに傷つけられたことがあります。彼は病的な嘘つきであり、当時シングルだと嘘をつき私を不倫関係に引きずりました。彼は深刻な病気だと思っているし、同情します。彼の被害者にも。知っておいてね、自分を愛して、彼から離れて安全でいてほしい」と、ツイッグスをサポートつつ告白したのだ。シャイアはシーアの楽曲「Elastic Heart」(2015)のMVに出演している。
そんな中、シーアが木曜日にオーストラリアのスタジオ10で、新作映画の『Music(原題)』について語った。シーアは「私は劇映画をやろうとしていたのだけど、実はシャイア・ラブーフはケイトのキャラクターにキャストされていたの」と明かした。シャイアはシーアの映画に出演予定だったが、その後、女優のケイト・ハドソンが代役として出演することになったと言う。「彼女(ケイト)にミーティングできるか頼んだの。それで、彼女はそれをするために生まれてきた!って言って。彼女は歌えるし、踊れるし、なんでもできるの」とシーアは語った。
Page Sixはこの件に関してシャイアの担当者にコメントを求めるも、すぐに返答はなかったようだ。
映画『Music(原題)』は、シーアにとって初の長編監督作品。今年発表した新曲の「Together」は、この映画の楽曲だ。ケイトもこのMVに出演している。
期待作であるその一方で、シーアのMVによく出演しているマディー・ジーグラーが、同映画で自閉症の子供の役としてキャスティングされたことにより、非難が殺到していた。