2019年に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』によって、40年にわたったスカイウォーカー・サーガは一旦の終わりを迎えた。その内容について、ファンの間ではいまだに賛否両論ある。
この作品の中には、まだ明かされていない謎が残っており、腑に落ちていないファンもいることだろう。しかしこれらの中には、映画の公開後に発表されたコミックや小説などにそのヒントが隠されているものもあるのだ。
たとえば、『スカイウォーカーの夜明け』の序盤にて、カイロ・レンはよみがえった皇帝パルパティーンが存在している惑星エグゼゴルを目指し、シス・ウェイファインダー(シスによって創られたピラミッド型の道を示す装置)を使用するシーン。
[PR]今年初めに出版された小説「Star Wars: The Rise of Skywalker: Expanded Edition」では、このシス・ウェイファインダーについて、惑星ムスタファ―にいる怪物「ウェビッシュ・ボグの目」から与えられたものであることが明かされているのだ。
ウェビッシュ・ボグの目は、カイロ・レンにシス・ウェイファインダーを手渡した際、「真の自分」と向き合うことになるかもしれないと忠告していた。実際、カイロ・レンは作品の最後でベン・ソロのアイデンティティを取り戻すことになった。実はこのウェビッシュ・ボグの目のシーンは当初映画版にも収録されていたが、タイミングの関係でカットされたという。
なおこのウェビッシュ・ボグの目はコミックの最新版「Star Wars: Darth Vader」にも登場しており、カイロ・レンよりも何年も前にダース・ベイダーにウェイファインダーを手渡す様子が描かれている。
次にウェビッシュ・ボグの目がウェイファインダーを手渡すことはあるのだろうか。また、それは誰に対してなのだろうか。