女優のリア・レミニが、トム・クルーズの暴言騒動は全て宣伝のためだったと主張している。
トムは先日、『ミッション：インポッシブル』最新作の撮影中、新型コロナウイルスの感染対策ルールを守らなかったクルーに対し、怒鳴り散らした。その音声が流出し、ここ日本でも大々的に報じられた。トムは新型コロナウイルスが原因で同作の撮影が遅れていることを懸念し、感染対策を以前から徹底していたため、「公開を待ちわびているファンや映画スタッフたちのことを考えての行動だ」とトムを擁護する声も上がっていた。
そんな中、以前からトム・クルーズを批判していた女優のリア・レミニがウェブサイト「The Underground Bunker」にて、今回の騒動についてコメントした。
「私は、トムがこの暴言を誰かに書かせて、サイエントロジーのアシスタントに記録させて、公開したことに賭けるわ」とリアは、トムが“宣伝のため”だけに、暴言を吐いたと主張した。
またリアは「彼は虐待的な人。私はそれを目撃したし、私も小さなレベルだけど（虐待を）受けたことがある。彼の元彼女やスタッフ、友人からも同じような虐待を受けているって聞いたことがあるわ。これが本当のトムなの」とコメントした。
トムといえば、アメリカを中心に活動する新興宗教団体サイエントロジーの信者としても有名で、リアも2013年まで信仰していたが、脱会。その後、サイエントロジーの組織の内部を暴く番組「リア･レミニ ～私は元サイエントロジー信者～」がまたたく間に話題となった。
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今回のトムの暴言騒動で、少なくとも5人のクルーが退職。俳優のジョージ・クルーニーは「権力者の立場にいることってとても難しいよね？全員に対しての責任もあるし、彼は正しいことをしたよ」と擁護している。
