大人気ドラマ「glee/グリー」のキャストであるヘザー・モリスが、過去に亡くなった共演者であるマーク・サリングを擁護する内容のツイートをし、一部ファンから批判を浴びた。これについてヘザーが謝罪文を出した。
2009年から2015年にかけて放送され、世界中で大ヒットしたミュージカルドラマ「glee/グリー」。同作にヘザー・モリスはブリトニー役で、マーク・サリングはパック役で出演していた。しかしマークはドラマ終了後に児童ポルノを所持していた容疑で逮捕。その後自ら命を絶った。
先日ファンがツイッターにて、ドラマ内のクリスマス・エピソード「ハッピー・グリー・クリスマス」放送から10年を祝し、エピソード内の映像を切り取ったものを集めて投稿。しかしその際、マークの顔の上に嘔吐の絵文字をつけたのだ。
ten years ago today “a very glee christmas aired” ❤️
artie got his magic legs, we all fell in love with coach beiste, and brittany reignited the magic of christmas for everyone 🎄🎅🏻 pic.twitter.com/NEWdE8dAJ3
— alexa! (@mchaleshndez) December 7, 2020
これを見たヘザーは「嘔吐の顔のスタンプは侮辱的」と忠告したのだ。すると彼女のコメントに、多くのファンがコメントを寄せた。ヘザー・モリスに同意する意見もあれば、2015年12月に児童ポルノを所持してていた容疑で逮捕されたマーク・サリングに対し、嫌悪感を示す声も挙がったのだ。
これをうけヘザーは12月21日にコメントを発表。「私のメッセージで怒ってしまった方々へ、気分を害してしまったことを心から謝ります。あなたやあなたの友人、ご家族が幼児性愛の被害者であろうとそうでなかろうと、私の言葉は無神経であり、今どれだけ申し訳ないと思っているか表現しきれません」と、児童ポルノの被害者の立場を考え謝罪した。
謝罪文を出す前には、マークを失った辛さも綴っていたヘザー。「失われたキャストは2人だけじゃない。3人なの。マークのしたことを正当化するなんて不可能だけど、彼は私たちの家族だったし、精神も病んでいた。それでも幼児性愛は病気だけどね・・・」や「こんなこと言いたくないけど、全部本当。だから私へ尊敬や優しさなしで接してくれてどうもありがとう。gleeファミリーを失ってこんなにも毎日つらいのに・・・」などと、胸の内を明かしていた(現在は削除)。