先日、『ミッション:インポッシブル』の最新作の撮影現場にて暴言を放ち、世間を騒がせたトム・クルーズ。今回撮影クルーの7名が彼を擁護し、話題となっている。
ソーシャルディスタンスを保つルールを徹底するなど、新型コロナウイルス感染対策しっかり行い、舞台裏でかなりの努力をしてきたというトム。彼は撮影中に、ふたりのクルーが6フィート(約1.82メートル)以内に立っているのを発見し、怒鳴り散らしたという。「もしそれをもう一度やったら、お前は消えろ。仲間の誰かがやったら終わりだ!お前も、お前も、お前もだ。二度とやるな!」と叫ぶ声も聞こえた。
Tom Cruise went ballistic on the Mission: Impossible 7 crew for breaking COVID protocols…https://t.co/WbIpVlja7w
— Rex Chapman🏇🏼 (@RexChapman) December 16, 2020
米Peopleによると、イギリスのプロダクション内部からの情報源にトムを擁護する発言が多くなってきたという。ある情報筋は「彼がどの映画も最高にするために、どれだけ集中しているのか・・・それを説明するのはとても難しいですね。『ミッション:インポッシブル』は彼にとって特別な作品です。トムは新型コロナウイルスのプロトコルの設定を手伝ってくれました」「長年にわたり撮影を続けてきましたが、トムが声を上げるのをだれも聞いたことがありません。いつもは撮影に集中しているだけなので。でも、この映画はまったく違います。彼は、みんなの安全を確認しながら撮影しなくてはいけないですからね」とコメントした。
また「トムにとって仕事は人生の全て。今の状況の怖さにプレッシャーを感じています。これ以上の混乱は避けたいと思っていますし、プロの仕事ではないものを見た時、彼はそれを正したいと思っているのです」との声もあった。
現在、前例のない状況でプロダクションを進行しなければならない映画業界。こうした状況は緊張感にもつながり、無事に終わらせたいと思うことは普通のことなのだろう。今回のトムの暴言には、俳優のジョージ・クルーニーも擁護する発言をしている。