『ワンダーウーマン』シリーズで知られる人気女優のガル・ガドット。彼女はクレオパトラを演じることが報じられているが、その配役に批判が殺到し、ガルがその批判に反論した。
今年10月、ガルは映画『クレオパトラ(原題)』にて主演を務めることが明らかとなった。本作の監督を務めるのは、ガル主演の『ワンダーウーマン』シリーズにてメガホンをとったパティ・ジェンキンスだ。
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キャスティングが発表された際、ファンからはよろこびの声が上がっていたが、一方で、ガルがキャスティングされることはクレオパトラの起源を無視していることになると批判が殺到した。しかし、BBCアラビック紙のインタビュー中に彼女は、その批判に反論した。
ガルは「まず第一に、事実に忠実でありたいのであれば、クレオパトラはマケドニア人でした。当初はクレオパトラにあうマケドニアの女優を探していました。でも見つけることはできなかったし、わたしはクレオパトラにとても情熱を注いでいました。わたしには、イスラム教と、キリスト教徒、カトリック、無神論者、仏教徒、ユダヤなど世界中に友人がいます。人は人です。クレオパトラの遺産を祝福し、わたしがとても尊敬しているこの素晴らしい歴史的なアイコンに敬意を表したいと思っています。この映画は誰でも作ることができますし、誰でも作っていいんです。わたしも自分の作品をやりたいって、とても情熱的に思っていますよ」とコメントした。
しかし、「マケドニアの女優を見つからなかった」というのは、キャスティングを正当化するための言い訳だという批判もある。
『クレオパトラ(原題)』は、パラマウント・ピクチャーズが全面的に協力していることから、映画の製作は実現しているようだ。
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