性的暴行が告発され、ハリウッドから姿を消した俳優のケヴィン・スペイシーが珍しく動画を投稿した。
ケヴィン・スペイシーがYouTubeに投稿したのは「1-800 XMAS」というタイトルの動画。「もし、もう立っていられないような場所に立っている場合、もしも苦しんでいる場合、助けが必要な場合、罪悪感や恥を感じている場合、アイデンティティに苦しんでいる場合、追い詰められている場合、自分の道がないと感じたら、私はあなたには道があるということを約束します。このホリデーシーズンの時期、あなたが幸せに感じることができていなくても、あなたを理解し助けるための人々がいる。あなたは一人ではない」と、ツラい状況の人々へメッセージを送った。
【動画】1-800 XMAS
アメリカでは、1-800-273-8255という番号は、イジメを受けている人や悩みがある人を助けるヘルプセンターのもので、ケヴィンはこれにちなんで「1-800」というタイトルをつけたようだ。
ケヴィンといえば、2017年10月に、1980年代の当時14歳の俳優に性的暴行を加えようとしたことを、被害者から告発されたことをキッカケに、ゲイであることをカミングアウトした。しかし、それが暴行のごまかしであると火に油を注ぐ結果となり、映画やドラマから降板させられ、表舞台から姿を消し、SNSも滅多に更新しなくなったが、この3年連続でクリスマス・イヴにメッセージ動画を投稿している。
ケヴィンの久々の動画にネットユーザーたちは「ハウス・オブ・カードの最終回よりはいいな」「これはクリスマスの伝統になるかもしれない」「刑務所からのメッセージに見える」「公園でケヴィン・スペイシーが撮影しているの見かけたらビックリするだろうな」とジョークを飛ばしている。
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