『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、オビ=ワン・ケノービを主役としたスピンオフドラマが、来年撮影をスタートさせる。ストーリーの中では、オビ=ワン・ケノービがアナキン・スカイウォーカーと再会することもあるだろう。かつて師匠と弟子であった2人だ。
オビ=ワンはアナキンにとっての師匠だが、アナキンもかつて、アソーカ・タノにとっての師匠だった。ドラマ内でアナキンの生涯にもスポットライトが当てられるのだとすれば、若い頃のアソーカが登場することも十分に考えられるのではないだろうか。
ドラマ内では、ダークサイドへ堕ちたアナキンの感情の変化や、オビ=ワンの後悔が描かれることになるだろう。彼はアソーカが殺人罪で濡れ衣を着せられた際に手助けしなかったことに罪悪感を持っており、同様に、もしアナキンをしっかりとサポートしていたらダークサイドに落ちるようなことはなかったのではないかとも考えていた。そしてアナキンにとって、ジェダイ評議会がアソーカを非難したことはジェダイへの不信感を募らせる1つの要因になったのだろう。アソーカはそれほどまでにアナキンにとって重要な存在であったのだ。
[PR]ここで気になるのが、アソーカの若い頃を演じる女優だ。先日シーズン2が終わりを迎えたドラマ「マンダロリアン」ではロザリオ・ドーソンが演じていた。今回のドラマは「マンダロリアン」の30年前が舞台だということを考えると、ロザリオ・ドーソンが演じるのは難しいだろう。ここはディズニーが本領を発揮し、若い才能を見出してほしいものだ。
もしオビ=ワンの新ドラマにアソーカが登場すれば、彼女がアナキンへの信頼を失う前に抱いていた感情も描かれることになる。そして同時に、アナキンがジェダイに失望していく模様も語られ、これまでのストーリーに深みが増すことになるだろう。