先日行われたピクサー・アニメーション・スタジオの人気作『レミーのおいしいレストラン（原題：Ratatouille）』のミュージカル。なんとこのミュージカルで、100万ドル（約1億314万円）の寄付金が集まった。
『レミーのおいしいレストラン』は、レストラン「グストー」を舞台に、フランス料理のシェフになることを夢見るネズミのレミーが、見習いシェフのリングイニと出会い奇跡を起こす物語。先日、人気ソーシャルメディアアプリTikTokのミュージカル「Ratatouille: The TikTok Musical」としてイベントが開催された。
このプロジェクトは、さまざまなTikTokユーザーが本作へのラブバラードを投稿し、話題となったことをきっかけに発足。アダム・ランバート（『ウィキッド』）や、タイタス・バージェス（『リトル・マーメイド』）など、ミュージカルシアターで活躍してきた実力派のブロードウェイスターが集結したことでも話題となった。
2日前、同イベントのインスタグラム公式アカウントは、チケットの収益金で、100万ドル（約1億314万円）も集まったことを報告。これはエンターテインメント業界のパフォーマーや舞台裏で働く人々を支援する慈善団体「アクターズ基金」へと寄付される。
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2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、ミュージカル界に多大なる打撃を与えた。ニューヨークでは多くのブロードウェイ劇場が閉鎖され、今もまだ閉鎖されている状態が続いている。その中での今回のイベントは、多くの人を救ったに違いない。
