『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写化スピンオフドラマ「マンダロリアン」。このドラマのシーズン2の最終話が昨年12月18日にディズニープラスにて配信された。
昨年12月17日、映画『スター・ウォーズ』シリーズで、賞金稼ぎのボバ・フェット役を演じた、俳優のジェレミー・ブロックが75歳でこの世を去った。
※ここからは「マンダロリアン」シーズン2最終話のネタバレを含みます。
彼の死には多くの悲しみの声が寄せられたが、特に翌18日に放送されたシリーズ初の実写化ドラマ「マンダロリアン」シーズン2の最終回にて、ボバ・フェットが登場したことは大きな感動を呼んだ。放送後のクレジットには、スタッフからジェレミー・ブロックへ追悼の言葉も送られている。
「マンダロリアン」シーズン2の最終回「チャプター16:救出」には、批評家からもファンからも好意的な声が寄せられた。主人公のディン・ジャリンとその仲間たちが、モフ・ギデオンに捕らわれたグローグーを助けだすストーリーだ。その後、グローグーはルーク・スカイウォーカーのもとでジェダイの修行を受けるべく、主人公たちに別れを告げるという結末だった。
ストーリーの中にはディン・ジャリンの協力者としてボバ・フェットが登場。ファンたちを喜ばせた。プロデューサー自身も、ボバ・フェットにスポットライトをあてるにはこのストーリーが最適だと考えたようだ。
ジェレミー・ブロックが初めてボバ・フェットとしてシリーズに登場したのは1980年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でのこと。その後『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』にも再登場を果たした。出演時間は短かったにもかかわらず、彼のクールな見た目とストイックな姿勢がファンを魅了し、広く受け入れられることとなった。
ジェレミーは残念ながら亡くなってしまったが、ボバ・フェットは今後も生き続ける。今年12月には、ボバ・フェットを主人公としたスピンオフドラマ「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット」が放送されることも発表された。
