1980年代に大ヒットしたおもちゃといえば、ルービックキューブ。大人も子供も必死になって6面の色をそろえようと熱中していた。
そして新型コロナウイルス感染拡大による「ステイホーム」で、再びブームを迎えているこの「ルービックキューブ」をテーマとした映画が誕生しようとしている。
1月3日、Deadline紙が報じたところによると、アショク・アムリトラジが率いる映画制作会社Hyde Park Entertainment GroupとEndeavor Contentがこの度タッグを組み、この世界中から愛されるおもちゃをアイコンとした映画を制作することが明らかになったという。
ルービックキューブは1974年、ハンガリーの彫刻家であるエルノ・ルービックによって発明された。1980年、おもちゃ会社のIdeal Toy Corp.の目に留まり、販売をスタート。全世界で4億5000万個以上を売り上げる大ヒットとなった。
アショク・アムリトラジは発表したコメントの中で、「ルービックキューブには、幼いころにインドで育った私にも懐かしく個人的な思い出があります。今回Endeavor Contentや (ルービック・キューブの権利を所有する)Rubik’s/Smileyと協力できることに大きな期待を抱いていますし、素晴らしくも複雑なルービックキューブの世界を皆さんにお届けできることを楽しみにしています」と語っている。
またEndeavor Content社のグラハム・テイラーは「ルービックキューブといえば、家族何世代にもわたって親しまれる象徴的なブランドです。今回Hyde Parkと協力し、世界中の人々に向けて映画やテレビ、ゲームといったコンテンツを制作できることを楽しみにしています」と語った。
なお具体的な映画の内容については、依然あきらかになっていない。