昨年、「ザ・サン」紙に対する名誉毀損裁判で敗訴したジョニー・デップ。今年も元妻のアンバー・ハードとの泥沼裁判は、まだまだ続きそうだ。
アンバーとの離婚に関する法廷論争により、これまで積み上げてきたキャリアに大きな影響があったジョニー。前述した通り、昨年7月には「妻を殴るもの」と呼んだザ・サン紙に対する訴訟で世間から注目を浴びた。その裁判ではアンバー側からジョニーの写真や動画などが暴露され、対立は激化。そして、ついに敗訴してしまったジョニーは『ファンタスティック・ビースト3(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them 3)』の降板を表明。さらには、ディズニーから『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新作のカメオ出演すら却下されたとも報じられている。
しかし新たな報道によると、アンバーがジョニーを1億ドル(約106億円)で提訴した名誉毀損裁判が今年の後半にも開始されるとのこと。PageSixが報じた裁判所の文書によると、「ジョニーがアンバーの人生を破滅させるために“中傷キャンペーン”として、荒らしやフェイクのソーシャルメディアアカウントを使用した」とアンバー側が告発している。ジョニーとの対立が激化していく一方で、アンバーは様々な面でバッシングを受け続けていた。
そして別の裁判所の書類によると、アンバーに対する請願書をジョニーが「開始、調整、監督、および/またはサポートし、増幅させた」という。昨年は、アンバーをDC映画『アクアマン』のベラ役を辞退させるための請願書がジョニーのファンによって作成され、170万人以上の署名が集まったことでも話題となっていた。
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アンバー・ハードは最近、ザック・スナイダー監督の『ジャスティス・リーグ』の再撮影を終えたばかりで、今年前半にはHBO Maxでの放送が予定されている。そのためメラ役の降板の可能性はとてつもなく低いようだ。
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今年も、裁判を控えるジョニー・デップとアンバー・ハード。昨年よりも対立は激化していきそうだ。