テスラ社のCEOとして知られる実業家のイーロン・マスク(49)が、資産額1850億ドル(約19兆円)で世界一の富豪になったことがわかった。CNBCが伝えている。
イーロン・マスクは、南アフリカ出身のアメリカの実業家でエンジニア。1999年にPayPal社の前身であるX.com社を共同で設立し、成功をおさめ、現在は宇宙開発事業スペースX社、電気自動車企業テスラ社のCEO、そしてテスラの子会社のソーラーシティの会長を務めている。
イーロン・マスクは、これまで世界トップだったアマゾン社CEOのジェフ・ベゾスの1840億ドル(約18兆9500億円)を抜き、世界一の富豪となった。
その理由としてテスラ株の価格の上昇があげられる。同社の株価は、2010年の上場初日の終値から2020年12月時点で1万2551%も高騰。株価の値上がりが彼の資産額を大きく増やしたようだ。
CNBCは「過去1年間、イーロン・マスクの富の急増は、歴史上の富豪のリストのトップへ最速で上昇しています。有名な起業家にとって、劇的な経済的好転を表しています」と伝えている。イーロン・マスクは2020年の初めは270億ドル(約2兆7800億円)で、世界の富豪リストのトップ50に入り、それからわずか1年で1位となった。
このニュースを受けイーロン・マスクはツイッターで「なんて奇妙なんだろう」「まあ、仕事に戻るよ」とだけツイートした。
Well, back to work …
— Elon Musk (@elonmusk) January 7, 2021
テスラ社の株価は年明けから上昇しており、今後もさらに上がる可能性もありそうだ。
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