昨年、英国王室を離脱して暴露本が発売されるなど、常に注目の的であったヘンリー王子とメーガン妃。彼らが“メグジット”(王室離脱)以来初めて、ロイヤルファミリーと再会すると報じられた。
サンデー・タイムズ紙の新たな報道によると、ヘンリー王子とメーガン妃は、ロンドンで6月12日予定のエリザベス女王の誕生日パレート「Trooping of the Colour」に出席する予定だという。
エリザベス女王の95歳の誕生日を記念して行われるこのパレートは、新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、初の国民的な祝賀行事となる。去年のこのイベントには、女王はロイヤルファミリー抜きで登場。場所はバッキンガム宮殿からウィンザー城に移動して行われた。
現在、新型コロナウイルス感染拡大がいまだ猛威をふるっており、さらには変異種のウイルスに悩まされているイギリス。しかし王室側近は「現在の計画では、女王の誕生日パレードは通常通りロンドンで行われることになっています。ガイドラインに応じて、イベントを縮小する必要がある可能性も受け入れております」と同紙にコメントした。
ヘンリー王子とメーガン妃が最後の公の場に登場したのは、昨年の3月9日にウェストミンスター・アビーのコモンウェルスサービスだった。それ以来、1歳の息子アーチーくんと一緒にカリフォルニア州モンテシトに移り住んでいる。またクリスマスも王室メンバーとは過ごさなかった。クリスマスの時期の報道では、関係者がPeople紙に語ったところによると「ハリー(ヘンリー王子)がイギリスを離れて2回目のクリスマスをむかえ、メーガンはそれがみんなにとって特別なものであると思っています」とコメント。さらに「彼らは新しい家で自分たちの伝統を作っていますよ」と付け加えた。
一方でイギリスでは、エリザベス女王による毎年恒例のクリスマスメッセージがBBCにて放送され、女王のメッセージの中で、新型コロナウイルスに関する王室の活動記録のビデオが流れた。そこにはウィリアム王子とキャサリン妃、エドワード王子とソフィー妃の姿があったが、メーガン妃とヘンリー王子は含まれていなかった。