アメリカの有名詩人エミリ・ディキンスンの生涯を描いたドラマ「ディキンスン~若き女性詩人の憂鬱~」のシーズン2が1月8日に公開された。主演のエミリ・ディキンスンを演じるのは、女優のヘイリー・スタインフェルドだ。
先日キャピタルFMに登場したヘイリー・スタインフェルドは、今回のドラマで有名詩人を演じる上で抱えていた不安や、友人のテイラー・スウィフトがリリースした最新アルバム「evermore」を取り巻くウワサについて語った。
昨年12月11日に「evermore」が発表された際、ファンの間ではこのアルバムがエミリ・ディキンスンにあてられたものなのではないかというウワサが立った。アルバムタイトルがエミリの最も有名な詩から名付けられたというだけでなく、リリース日が彼女の誕生日だったからだ。
このウワサに対しヘイリーは、「わからないわ。でも、私もすごく知りたいの」と語り、「ヒントはそろっているわ。解き明かさないといけないわね」と付け加えた。
エミリの最も有名な詩「One Sister Have I in Our House」は「forevermore」という単語で締め括られている。さらにテイラー・スウィフトはこのアルバムのアイデアについて、「このアルバムに出てくる女の子はナイトガウンを着て、1830年の森の中をさまよっているのよ」と語っている。そしてエミリの生まれた年は1830年だ。またファンの予想によると、アルバム内の楽曲「Ivy」はエミリとそのパートナー、スーのことを歌っているのではないかともされている。
なおヘイリーとテイラーは長年にわたる友人で、ヘイリーはゼンデイヤやジジ・ハディットらとともに「Bad Blood」のミュージックビデオにも出演したことがある。
またヘイリーはドラマでエミリ役を演じることについてプレッシャーがあったとし、「私も含め、制作スタッフはみんなある程度の自信をもっていたわ。でも、シーズン1の放送がスタートしたとき、すでにシーズン2の撮影に入っていたの。だからみんな、これで終わらせちやゃいけないって必死だったわ」と当時の心境を明かしていた。