マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏は、自身が今後手がける劇場版作品以外にも『スター・ウォーズ』シリーズや、実写スピンオフドラマの「マンダロリアン」へ介入するのではないかというファンのウワサを否定した。
ケヴィン・ファイギ氏といえば、マーベル社の社長としてマーベル・シネマティック・ユニバースを大きく成長させ、成功に導いた立役者だ。ファイギ氏は今後、マーベル社をさらに前進させるべく、スーパーヒーローものに限らず幅広く挑戦していくとも明かしている。
そして数年後に公開される予定の『スター・ウォーズ』シリーズ劇場版への参加は間違いないようだ。先日には、マーベル・シリーズのスピンオフ作品「ロキ」などにたずさわるマイケル・ワルドロン氏が、この映画の脚本を担当することも発表された。
ファンの間では、この作品以外にもファイギ氏が映画やドラマ問わず『スター・ウォーズ』シリーズに何かしら関わっていくのではないかというウワサが流れていた。
しかし先日Collider誌の取材に対応したファイギ氏はこのウワサをきっぱりと否定した。取材の中で、今後何かしらの形で『スター・ウォーズ』シリーズに関わっていくことがあるのかと問われたファイギ氏は、はっきり「まったくない」と答えたのだ。
[PR]万が一彼が何か計画していたとしも、確実に契約が交わされるまでは発表しないだろう。そして彼の言葉をうのみにするならば、現在のところ彼が関わっているのは『スター・ウォーズ』作品の新作のみだということだ。
現在ディズニー社は、マーベル社とルーカスフィルムの両方を傘下に持っているが、ルーカスフィル社長のキャスリーン・ケネディ氏が『スター・ウォーズ』シリーズの続編の制作を発表した際に猛批判を浴びたことを考えると、作品を次々に成功させているマーベル社のファイギ氏をテコ入れとして投入する可能性は大いに考えられる。