人気トーク番組「エレンの部屋(The Ellen Degeneres Show)」などで知られるコメディアンのエレン・デジェネレス。彼女は先月、新型コロナウイルスに感染したことを発表していたが、陽性反応が出たのは、なんと番組セットでのことだったと明かした。
エレン・デジェネレスは12月11日、ツイッターにて新型コロナウイルスに感染したことを報告。「ハーイみんな。私はコロナの検査で陽性が出ました。幸運にも、今は体調はいいです。私の近くにいた人物は全員把握され、私はCDCのガイドラインに従っている状況です。またホリデーシーズンが終わった頃お会いしましょう。健康で、安全でいてね」と書いた。
コロナ陽性を受け、制作を休止していた同番組だが、1月13日水曜日放送回でエレンは番組に復帰。これが年明け一発目の収録となった。そこで、彼女は自身の新型コロナウイルス感染について語った。
エレンは「明らかにネガティブなことがたくさん起こっているので、ポジティブな話をしたいと思う。私のコロナのテスト。ポジティブ(陽性)だったの」とジョークから始め、サポートしてくれた人々に感謝の意を表した。
そして「私はヘアメイクしていて、顔にパウダーしたりエクステをつけたりしていた。そしたらアシスタントのクレイグが入ってきて『コロナの陽性反応が出てます!』と言ったの。そして周りのみんなが逃げ出したんだ」とコメント。なんと番組のセットの中で陽性が判明したという経緯を明かした。
エレンは症状について、最初の3日間は1日16時間ほど眠り、4日目には背中のけいれんに悩まされていたとも話した。「私は自分の筋肉を引っ張ったか、(いつもと)違うベットで寝ていたから変な寝方をしてしまったと思ったけど、その症状は続いた」とコメントし、医師から痛み止めや筋弛緩剤を処方してもらったと話した。またコロナ症状では味覚がなくなるという事例が多く発生しているが、エレンは頭痛も熱もなく、味覚を失うこともなかったようだ。
エレンは、どこで自分が感染したのか謎だという。彼女は番組内で、マスクの着用を呼びかけた。