舞台版アカデミー賞とも呼ばれる、トニー賞を獲得した俳優ビリー・ポーターが、ドレス(ガウン)姿で第91回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットに登場。エレガント、かつ個性的なスタイルで、「ベストルック」と大評判だ。
ハリウッドには長らく、授賞式のようなあらたまった場所へ出席する場合、「男性はタキシード、女性はドレス/ガウン姿」という暗黙の了解があったが、近年、この見えないルールが、徐々に崩されつつある。タキシードやスーツをまとい、またヒールを履かずにさっそうと歩く、自由な装いの女優が徐々に増えている。
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一方で男性たちは、依然としてタキシード一辺倒。そんな中、ビリー・ポーターは、CHRISTIAN SIRIANOによるブラックのガウン姿で、現地時間2月24日に行われたアカデミー賞授賞式のレッドカーペットに登場。一際目を引く姿で、多くの話題を呼んだ。
Vogueのインタビューに対し、スタイリングの理由をビリー・ポーターは「(初めてこのガウンを試着した際)生きていると感じた。自由を感じた。オープンで輝いている、そしてビューティフルだと! こんな気持ちにはなかなかなれない」と明かしている。
ビリー・ポーターは、自身のスタイルが、いわゆる派手に女装し着飾った“ドラッグ”スタイルとは、別の物であることを強調。あくまでも自分は「ドレスを着た男性」であると定義している。
彼にとっての「目標」とは? 「いつだって歩く政治的な主張を持つアートでありたい」とのこと。「男らしさとはいったい何なのか?」華やかなドレスが問いかけている。
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