NEWS

オリンピック元水泳金メダリストのクリート・ケラー、なんとアメリカ議会襲撃事件に参加していたことが発覚「メダルを剥奪すべき」との声も

クリート・ケラー NEWS
クリート・ケラー

過去にオリンピックにも出場し、金メダルを獲得したこともある水泳選手のクリート・ケラーが、今月6日に発生した米議会襲撃事件に参加していたことがわかった。

保守派によるウェブサイトTownhallに投稿された映像によると、クリート・ケラーは他の暴徒達に混ざり、警官ともみ合いになっていた。

ニューヨーク・タイムズ紙は、ケラーのコーチやチームメイト達が映像を確認し、その体格や身につけていた「チームUSA」のジャケットなどからクリート本人で間違いないと認めたと報じている。また、チームメイトらはケラーの行為について連邦当局に通報したとされている。

さらに報道では、ケラーは自身のSNSでドナルド・トランプ大統領の支持者であることを公言していたとされているが、現時点でケラーのインスタグラムアカウント@Kletecoは閲覧不可となっている。E!ニュースは国際オリンピック委員会(INC)とケラーの所属先であるHoff & Leighにコメントを求めたが、現時点で返答を得られていない。

一連の報道に対しアメリカ合衆国水泳連盟は「我々はあくまで平和的に抗議する民間人や団体の権利は尊重しますが、先週の事件のような行動は決して受け入れられるものではありません」とコメントを発表している。

そんな中IOCに対し、ケラーのメダルを剥奪すべきだとの声が相次いでいる。あるツイッターユーザーは「アメリカ合衆国水泳連盟(@TeamUSA, @USASwimming)はIOCにケラーのメダルを剥奪するよう要求すべきた。彼はすでに国家とスポーツの名に泥を塗っている」と投稿していた。

ケラーは2000年から2008年にかけて水泳アメリカ代表として3度のオリンピックに出場し、5つのメダルを獲得している。2004年のアテネ五輪と2008年の北京五輪では金メダルを獲得した。

 

tvgrooveをフォロー!