米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドが、新型コロナウィルスのワクチン接種会場になったようだ。
[PR]アナハイムのディズニーランドは2020年3月より、新型コロナウィルス感染拡大の影響で閉園中。世界のディズニーランドのうち、フロリダ、パリ、上海、日本、香港のテーマパークは入場制限を設けつつも再開することができているのだが、アナハイムだけは閉園がかなり長期化している。
そんな中、同パークはパンデミックを収束させる大きな手助けをしている模様だ。
各メディアの報道によると、ディズニーランドはオレンジカウンティの住居者に対しワクチンの供給場所として使用が開始された。ここでは毎日約7000人にワクチンを打てるという。
供給場所はトイ・ストーリーの駐車場。写真を見ると多くの人がワクチンを接種するために並んでいる。
ワクチンを供給する様子
NOW: Orange County has opened the first of five large scale #COVID19 vaccine Super POD site at Disneyland. Officials say 7,000 people can be vaccinated each day -by appt only. OC’s Operation Independence has goal of completing all county vaccinations by July 4th. @KFIAM640 pic.twitter.com/nyOvSZdKAj
— Corbin Carson (@CorbinCarson) January 13, 2021
Disneyland is usually a big attraction for families with young children – but it’s senior citizens flocking there now. The theme park property will host what Orange County calls a POD, or large Point-Of-Dispensing site for COVID-19 vaccine distribution. pic.twitter.com/k1gN6iTQrQ
— RTÉ News (@rtenews) January 14, 2021
アナハイムは1月14日、ツイッターで「ディズニーランドが暖まってきています。到着した後でも、アポイントの15分前まで車で落ち着いて待機してください。15分前から列に並ぶように。水分を持参して、コンパクトな椅子ならOKです」と促した。
園内、駐車場と合わせると巨大な土地を持ち、現在閉園しているディズニーランドはワクチン接種の大型会場としてぴったり。しかし長期化する閉園で、パーク自体は大苦戦している。
昨年9月には、新型コロナウィルスの影響で2万8千人もの従業員を解雇することが報道された。また今回は新たに、年間パスポートのプログラムを終了するという悲しいニュースも。家族が安心してパークに遊びに行けるのは一体いつになるか。
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