まもなく撮影がスタートする『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」。時代背景は映画『スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐』の10年後となっており、旧三部作と新三部作の間のできごとが描かれる。そしてこのたび、その舞台となる異星の街のセットが公開された。
今作の主役であるオビ=ワン・ケノービは映画版に引き続き俳優のユアン・マクレガーが演じ、アナキン・スカイウォーカー役もヘイデン・クリステンセンが続投する。またまだウワサの段階であるものの、ルークとレイア役の子役も登場するとのことだ。そしてルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディは、今回の作品に含まれるオビ=ワンとダースベイダーの戦いについて、「世紀の再戦が描かれる」と明かしている。
[PR]この作品は6話で構成されることが発表されているが、今回公開されたセットは今後エピソードの追加を期待してしまいそうなほどよくできている。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で大規模な作品の制作が制限されている現在、6話完結というコンパクトなドラマは正しい判断なのだろう。
なお今回イギリスのザ・サンに公開されたのは、廃業した採石場の跡地に建てられた独特な重厚感をもつインパクトのあるセットだった。
The Star Wars Disney+ Obi-Wan Kenobi spin-off set is looking good right now. #ObiWan #TheMandalorian #TheMandalorian #StarWars #Grogu pic.twitter.com/3l6Y5narj0
— MCU_CRAWLER_DC (@im_dk99) January 16, 2021
セット内にはキャストやスタッフの待機用テントとだけでなく、さまざまな形をした建物が配置されている。しかしセットの近くにあるバッキンガムシャー州リトルマーロウ村の住人たちからは、セット建設による交通量の増加やライトを使用することによる環境への被害、生態系への影響などを懸念する声も挙がっているようだ。セットの建設はまだ途中段階ではあるももの、ディズニーが莫大な予算を投入していることがうかがえるほどの壮大なつくりとなっているのだ。
『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写化ドラマ「マンダロリン」が成功をおさめていることを考えると、「オビ=ワン・ケノービ」も同様の人気作となるだろう。