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『スター・ウォーズ』キング牧師記念日のツイートが大炎上! ファンたちが訴えたいこととは

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け FILMS/TV SERIES
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

スター・ウォーズ』シリーズでは近年、さまざまな挑戦を行ってきた。特に続三部作では、キャストに多人種を採用したことも新たな取り組みだった。しかし新たに参加した白人ではないキャストに対し、批判が集中したのも事実だった。

例えば、ローズ・ティコを演じたアジア系女優ケリー・マリー・トランは『最後のジェダイ』出演時に大きな批判を受けたことにより、SNSを離れセラピーを受けていることを明らかにした。ケリー・マリー・トランはインタビューにて、「(ジャナ役を演じた)ナオミ・アッキーと、これまで育ってきた環境が決して恵まれたものでなかったことやまだ業界では新参者であること、そこから直面する問題、いろいろなことを話し合うようになってすぐに意気投合したの。そして、絶対に孤立しない、立ち向かっている問題に対して沈黙しないという結論に達したのよ」と語っている。

さらに、続三部作でメインキャラクターの1人であるフィンを演じた黒人俳優のジョン・ボイエガは、キャラクターが黒人であったためにストーリーのなかでも目立たない存在に追いやられたと主張した。彼もインタビューの中で、「ディズニーに言いたいのは、黒人キャラクターを採用したということを押し出したいがために、まるで重要な役柄であるかのような宣伝をしながら、結局隅に追いやるようなことをするのはやめてほしい、ということだ。はっきり言ってしまうけど、これは本当によくない。プロジェクトに参加したからといって、そのすべてを気に入るとは限らないんだ」と明かしている。

そして先日、『スター・ウォーズ』が公式ツイッターでキング牧師記念日を祝して彼の発言を引用するツイートを行ったことからさらなる波紋を呼んでいる。

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『スター・ウォーズ』は1月19日、公式ツイッターで、「安全でもなく、政治的でもなく、人気があるわけでもない立場を取らなければいけない時も訪れるでしょう。しかしあなたの良心が正しいと訴えるのであれば、あなたはその立場にいつづけるべきなのですーマーティン・ルーサー・キング・Jr.」と投稿し、『スター・ウォーズ』シリーズは常に正義と平等のために闘っているとつづった。

ところがその後すぐにこのツイートが炎上。これまでのケリーやジョン・ボイエガに対する扱いもあり批判が集まったのだ。

あるツイッターユーザーからは、「ケリー・マリーやジョン・ボイエガが人種差別主義者から攻撃されているとき、あなたたちは何をしていた?」といった声や「ジョン・ボイエガの活躍を削ったり、ケリー・マリー・トランを脇役にしたりしていたじゃないか。ジョージ・ルーカスだったら、どんなに嫌がられてもそんなことはしなかった。言葉を発するなら行動で表してくれ」といった声が挙がった。

このような議論を巻き起こしている『スター・ウォーズ』シリーズだが、先日シーズン2の放送を終えた実写ドラマ「マンダロリン」は人気を博している。今後の展開のなかでどのような挑戦がなされるのか、ファンとしては楽しみに待つべきだろう。

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