『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写化ドラマ「マンダロリアン」では、旧三部作と続三部作の間に、帝国軍の残党がファーストオーダーに変貌していく様子が描かれ、第三世代のダーク・トルーパーが登場した。しかしカイロ・レンの軍はなぜ、このダーク・トルーパーを使わなかったのだろうか。
ファースト・オーダーはありとあらゆる方法で帝国を発展させようとつとめてきていた。特に武器や軍隊に至っては、リーダーがその統率力を失ったとしてもその技術力を最高レベルで維持していたのだ。タイ・ファイターは頑丈なシールドを装備しており、ストームトルーパーは昔から訓練をされている。その破壊力はデス・スターに勝るとも劣らないだろう。その第三世代であるダーク・トルーパーの威力は間違いないにも関わらず、なぜファースト・オーダーに使われることがなかったのか。
#TheMandalorianSpoilers
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Please tell us there's an exoskeleton variant of the Darktrooper! pic.twitter.com/jU94YIQwxs— The SWSC (@the_swsc) December 5, 2020
現実的に考えると、ファースト・オーダーのダーク・トルーパーはまだ作られていなかったのではないだろうか。なぜなら、「マンダロリアン」でこのダーク・トルーパーが登場したのは続三部作が終了したかなり後のことだったからだ。しかし「マンダロリアン」で話題になったことを考えると、今後の物語で再登場することも考えられる。
物語の展開から考えると、ダーク・トルーパーのアーマーを作るために必要な素材が不足しており、ファースト・オーダーが使えなかった可能性もある。もしくは、その素材を使って別のバトルドロイドを作っていたのかもしれない。
[PR]「マンダロリアン」に登場したダーク・トルーパーが残りわずかな「生き残り」だったとも考えられる。オリジナルの『スター・ウォーズ』の時系列で見てみると、ダーク・トルーパーはもともとヤヴィンの戦いから1年後に死亡したロム・モーク将軍によって作られたものだった。ロム・モーク将軍の死によって製造は停止したものの、銀河内乱では継続的に使用されていた。しかし帝国の残党派がファースト・オーダーに合体する頃には、残りのダーク・トルーパーは破壊されてしまっていたのかもしれない。