マーベルの人気映画『アベンジャーズ』シリーズの最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)、実は現在ディズニープラスで配信中の「ワンダヴィジョン」のポストクレジットシーンが入る予定であったのだという。
マーベル・スタジオ再始動の2021年を迎え、フェーズ4の幕開けを目前に世界中のファンから熱い視線が注がれているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。その1作品目を飾る作品「ワンダヴィジョン」が1月15日からついに配信開始となった。
「ワンダヴィジョン」は、エリザベス・オルセン演じるワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)と、ポール・ベタニー演じるヴィジョンが主人公のドラマで、『エンドゲーム』の後の世界の物語。スーパーパワーを持つワンダとヴィジョンが一緒に、理想的な生活を送ることとなったものの、全ては見た目とは違うのではないかと疑い始めていくというもの。
[PR]配信を記念し、ワンダ役エリザベス・オルセンと、ヴィジョン役ポール・ベタニーが、IMdbのYouTubeチャンネルで対談をおこなった。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の戦いでサノスに殺されたヴィジョンが、『エンドゲーム』の後の世界でも生きていたことから、エリザベスが「『インフィニティ・ウォー』で殺されたけど、その後また戻ってくる可能性は何%くらいだと思っていた?(笑)」と聞くと、ポールは意外な回答をしたのだ。
エリザベスの質問にポールは「10~15%ってとこかな。君(ワンダ)が遺体安置所の引き出しを開けると、そこにヴィジョンがいるというシーンが描かれる予定だったんだ。(マーベル社長の)ケヴィン・ファイギはそこの場面は削除しなきゃと言ったんだ。ぼくはそのシーンがほしかったから『なんてこった』って感じだったよ(笑)」と、本来であれば『エンドゲーム』のポストクレジット(エンドクレジット後の映像)に含まれるはずだったドラマへの伏線が、カットされていたことを明らかにした。
またポールはドラマ出演の交渉でオフィスに呼ばれた際、クビにされるかと思っていたというエピソードも笑いながら明かしてくれた。