『アダムス・ファミリー』や『スリーピー・ホロウ』などで知られる女優のクリスティーナ・リッチが、離婚申請中の夫ジェームズ・ヘールデゲンに接近禁止命令を申請した。
TMZによると、クリスティーナは、「ジェームズの虐待は2019年12月に始まった」と主張しており、その時点で離婚を望んでいたという。しかし昨年3月に新型コロナウイルス感染拡大により隔離生活を余儀なくされてしまったことで、クリスティーナは「暴力的な虐待者と家に閉じ込められた」と感じたようだ。
クリスティーナのファイルによると、2020年6月、ジェームズは2度も彼女を攻撃。家のなかで彼女を引きずり回して、コーヒーと椅子を投げつけたという。またクリスティーナはジェームズに「同情することができる唯一の方法は、細かくバラバラになったときだけ」と2019年後半に言われたことで「彼は私を殺すことだってできると考え始めた」と続けた。
裁判官はジェームズに対し、クリスティーナと6歳の息子フレディから少なくとも100ヤード（約91メートル）の距離を保つことを命じた。
一方でジェームズは、弁護士のラリー・バクマンを通じて「2020年に発生したとされるリッチ氏による虐待のすべての申し立てを明確に否定する」と反論。さらに、クリスティーナに対し「アルコールと薬物乱用によっておこった彼女の虐待的行為」を原因に、独自の接近禁止命令を提出する予定だったとしている。
クリスティーナとジェームズは2011年、テレビシリーズ「PAN AM/パンナム」の撮影をきっかけに交際に発展し2013年に結婚していたが、昨年の7月にクリスティーナがロサンゼルス郡の裁判所に離婚を申請したことが報じられていた。
