人気歌手のレディー・ガガが、アメリカ合衆国の新大統領であるジョー・バイデン氏の就任式に出席。圧巻の歌声で国歌を斉唱した。
米時間1月20日、アメリカのワシントンD.C.にあるホワイトハウスにて、新大統領となったジョー・バイデンの就任式が開催。この式典にて、ジョー・バイデン支持者である歌手のレディー・ガガが国歌斉唱を担当。彼女は以前より交際している実業家のマイケル・ポランスキーと一緒に手をつなぎながらホワイトハウスに登場した。
Lady Gaga with her boyfriend Michael Polanski in Washington DC, earlier today. pic.twitter.com/1oqIx1fneN
— Lady Gaga Now 🃏 (@ladygaganownet) January 19, 2021
白いコートに身を包んで登場したガガだが、国歌斉唱本番では黒のトップスに赤のスカートへと着替えクールな装いだ。この歴史に残る舞台で、彼女は笑顔で国歌を歌い感動を呼んだ。
Lady Gaga sings the US national anthem at the inauguration ceremony for Joe Biden and Kamala Harrishttps://t.co/rkHtZRRNH2 pic.twitter.com/GVvXy1QJ1d
— BBC News (World) (@BBCWorld) January 20, 2021
彼女のファッションで注目を浴びたのは、胸につけていた巨大なブローチ。ゴールドでできたハトは平和を象徴しており、ハトがくわえているのは“オリーブの枝”だ。このオリーブの枝は「和解を申し出る」「仲直りをする」といった意味合いが古くからあり、ガガはブローチを使い、混沌としているアメリカ国民にメッセージを込めた。本人は「オリーブの枝を運んでいるハト。私たちがお互いのために平和を作れますように」とツイートしている。
A dove carrying an olive branch. May we all make peace with each other. pic.twitter.com/NGbgKM9XiC
— Lady Gaga (@ladygaga) January 20, 2021
彼女は就任式の前日、ツイッターにて「明日がすべてのアメリカ人にとって平和な日になるよう祈ります。憎悪ではなく、愛の日に。恐れではなく受容の日。国として未来の喜びを夢見られる日。非暴力的で、私たちの心に安全をもたらす夢。愛を、首都から」と投稿している。
I pray tomorrow will be a day of peace for all Americans. A day for love, not hatred. A day for acceptance not fear. A day for dreaming of our future joy as a country. A dream that is non-violent, a dream that provides safety for our souls. Love, from the Capitol 🇺🇸 pic.twitter.com/fATHiJHCq0
— Lady Gaga (@ladygaga) January 19, 2021
この就任式ではガガのほかに、プエルトリコ系アメリカ人のジェニファー・ロペスもパフォーマンスを披露。また22歳で黒人奴隷のルーツを持つ詩人アマンダ・ゴーマンが自作の詩を読み上げ注目を集めた。