NEWS

「LOST」女優ミラ・ファーラン、65歳で死去 ダニエル・ルソー役などで活躍

ミラ・ファーラン NEWS
ミラ・ファーラン

ドラマ「LOST」「バビロン5」への出演などで知られる女優のミラ・ファーランが、65歳で亡くなったことがわかった。

「LOST」にてダニエル・ルソー役を演じたミラ・ファーラン

ミラ・ファーランのチームは1月21日、彼女の公式ツイッターアカウントと通じ、ミラが1月20日に亡くなったことを発表。死因などの詳しいことは明かされていない。

「星を見あげる。とてもクリアな夜で、ミルキーウェイが近く見える。私はもうすぐ逝くんだ。『私たちはみんな、星でできている』という、デレン(ミラが『バビロン5』で演じた役)のセリフを思い出した。悪い考え方じゃない。怖くはない」

「しばらくしたら、私は目を閉じて周りにあるものの美しさを感じ取る。暗いけど満天の星空の中、呼吸する。息を吸って、吐く。それだけ。ミラ・ファーラン」

「バビロン5」のクリエイターであるジョー・マイケル・ストラジンスキーは「彼女の健康状態が悪化してたことを知っていた」と投稿していた。

ジョー・マイケル・ストラジンスキーはミラの死を受け、「彼女と親しかったキャストは、今の瞬間を乗り越えるのに時間がかかるでしょう。なので彼らから反応がなくても優しくしてほしい。この経験は何度もしていて、毎回辛くなる」と心の内を書いている。

「ミラは届かない場所へ行ってしまった。しかし僕たちもあとで彼女に追いつき、その時彼女は僕たちにたくさんのことを話してくれ、宇宙での役割を教えてくれるでしょう」

ミラ・ファーランは当時ユーゴスラヴィア領であったザグレブ生まれ。1980年代からクロアチアで映画、舞台、テレビと活躍。1991年に映画監督である夫とともにアメリカに移住し、人気ドラマシリーズ「バビロン5」のデレン役や「LOST」のダニエル・ルソー役などを務め活躍した。

tvgrooveをフォロー!