映画『スター・ウォーズ』シリーズにおいて、ジェダイたちは様々な色のライトセイバーを使用してきた。一方、シスたちが使用するのは赤色のみだ、ここにはどんな理由があるのだろうか。
ライトセイバーには様々な色が存在しているが、シスたちが持つソードはどれも赤色であることはよく知られている。これには『スター・ウォーズ』シリーズの正史(カノン)と拡張世界(レジェンズ)で異なる説明がなされているのだ。
カノンでもレジェンズでも、ライトセイバーの主な資源は「カイバー・クリスタル」だとされている。
[PR]カノンでは、ジェダイの伝統の1つとして若者たちが、イラムの水晶洞窟でカイバー・クリスタルを採掘する。採掘されたカイバー・クリスタルは本来は色を持たないが、フォースを通してジェダイとつながることにより、色づくのだ。青や緑になることが多いが、紫や黄色、黒、白なども存在すると言われている。
これらのクリスタルはフォースのライトサイドと同調するようになっており、ダークサイドの者が装備しようとすると激しく抵抗するそうだ。それでもシスは無理やり捻じ曲げるため、カイバー・クリスタルが「血を流す」のだという。この過程で、ダークサイドのフォースの使い手は怒りや恐れ、怒りを増幅させなければならないため、赤いソードが生まれるというのだ。
一方レジェンズでは、カイバー・クリスタルがイラムの水晶洞窟で発見される部分は変わらないものの、この洞窟が惑星ダントゥインやアデガ星系に存在している。これらのカイバー・クリスタルにはすでに色がついているが、ジェダイもシスもライトセイバーに装着する前にフォースを染み込ませる必要がある。ジェダイの多くは天然もののカイバー・クリスタルを使用するが、シスは負のエネルギーで満たすため人工の赤色のものを使用するそうだ。この赤いクリスタルはダークサイドのフォースの力をより攻撃的にするという。
なおすべてのライトセイバーがクリスタルからできてるわけではなく、遺跡の一部やガラスの破片、特別なマシンによって作られることもあるそうだ。