『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ出演などで知られる女優のキーラ・ナイトレイ(35)が、男性監督の前ではヌードやセックスシーンをしないと決めたと明かした。
キーラ・ナイトレイは今回、ポッドキャスト番組「Chanel Connects」に出演。監督のルル・ワンとダイアン・ソルウェイと対談し、その中で「男性監督の前ではヌードやセックスシーンはしない」と語った。その理由としては、2015年に母になったことが大きいようだ。
キーラは「(ヌードをやらない理由は)少しはうぬぼれで、少しは男性の視線だね。もし私が母親になることや自分の体を受け入れるといったテーマの映画に出演するとしたら、『ごめん、女性監督にして』って言うでしょう」と語った。
また「私はヌードを全面的に断るワケじゃない。でも男性スタッフとは断るかな・・・油ギトギトになってみんながあえぎ声をあげてるような、最悪のセックスシーンはもう興味がない」と、男性が思い描くような性的なセックスシーンは断るだろうと話したキーラ。
これまで体験したヌードシーンでの“男性の視線”は、不愉快なものであったと語った彼女は「とあるとき、『ああ、このセックスシーンをこの映画でとても良く見せるには、見た目が超いい女性を使った方がいい』って思ったことがあった。誰かほかの女優を使えばってね。私の体はすでに二人の子供を作ったし。そして男性の群れの前で裸になりたくないと思った」と過去に感じたと明かした。
キーラ・ナイトレイはミュージシャンのジェームズ・ライトンと2013年に結婚し、娘のエディー(5)とデライア(1)を授かった。
出産して以来、母であることが彼女を様々な意味で変えたと発言してきているキーラ。2019年のThe Telegraphのインタビューでは「睡眠不足の影響で感情が表に出てきやすくなった。すごく泣きやすくなったよ。もういつも泣いてるようなものだから、芝居でもそのスイッチを入れやすい。子供たち、ありがとう」と語っている。