『ワイルド・スピード』や『トリプルX』で知られるロブ・コーエン監督が、ある女性から「性的暴行を受けた」と告発された。
Varietyの新たな報道によると、『トリプルX』でエレーナ役を務めた女優で、現在は映画監督としても活躍しているアーシア・アルジェントがコーエン監督から性的暴行を受けたと告発。彼女の発言はもともとイタリアの新聞社「Il Corriere della Sera」にて報道されたものだった。
アーシア・アルジェント↓
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事件は2002年、アーシアがコーエン監督の映画『トリプルX』を撮影したときに起こったという。アーシアはコーエン監督が彼女にGHB(リラックスした静穏な感覚をもたらすガンマ-ヒドロキシ酪酸)を飲ませたと主張した。
「コーエンのことについて話すのはこれが初めて。彼は私を虐待して、彼はGHBのボトルを持っていて、それを私に飲ませたの。当時は本当に何が何だかわからなかったわ。朝、目が覚めると、裸で彼のベッドにいたの」と告白した。
コーエン監督への告発はこれが初めてではない。2019年、今回のアーシアと同じような方法で性的暴行を加えられたと女性から告発されている。さらに、コーエン監督の実の娘であるヴァルキリー・ウェザーも性的暴行を受けたと告発している。さらにウェザーは、彼女が10代のころに、コーエン監督にタイやチェコ共和国の風俗店へ連れられて行ったと主張していた。
度重なる告発により、大物プロデューサーで「MeToo運動」を生んだハーヴェイ・ワインスタインの二の舞を踏んでいるようにも思えるロブ・コーエン監督。今後も彼に関する報道に注目が集まるだろう。
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