米ジョージア州アトランタを拠点に活動していたラッパーのシックス・ドッグス(6 Dogs、本名チェイス・アミック)が、21歳で死去。自殺だと見られている。
ジョージア州のメディア、Everything Georgiaによるとシックス・ドッグスは1月26日朝に自殺が原因で死去。彼は主にアンダーグラウンドで活動していたが、楽曲「Faygo Dreams」や「Guccy Armor」などで知られている。インスタグラムのフォロワーは21万人以上、ツイッターは4万人ほどいる。
6 dogs – faygo dreams
シックス・ドッグスは昨年末、新型コロナウィルスに感染したことを告白。「コロナのテストを受けたら、陽性だった。大丈夫だけど、頭痛がひどい」「俺は健康だから大丈夫なはずだけど、アルバムが遅れてしまう。待っていてくれるみんなありがとう」と書いていた。
「大丈夫」とは書いていたものの、彼は闘病中に重度のうつ状態に陥っていたそうだ。
彼は11月、ツイッターで「音楽業界に友達がいる人は、電話してあげて。僕たちがいるばかげた出世競争はクールじゃない」などとつぶやき、メンタルヘルスを心配する声もあがっていた。
6 Dogs – Flossing
6 Dogsの家族は厳格なクリスチャンであったこともあり、彼はティーン時代は家族に隠れて音楽活動をしていた。18歳になり家を出て、ガールフレンドと暮らし始めた。
2016年に彼の初めての楽曲がヒットとなり注目され、インタースコープ・レコードと契約を果たした。歌詞には頻繁にドラッグ、車、ガールフレンドが登場していた。
6 Dogsのラッパー仲間からも追悼のコメントが寄せられている。
RIP Chase :’(
inspired me in so many ways and helped me grow as an artist and a person
❤️?????? @6dogs pic.twitter.com/oOslIFvjXu— Yung Gravy ? (@yunggravy) January 26, 2021
Rip 6dogs , i was jus at the studio 2 days ago n a producer there was telling me yall worked on ya whole new album together n y’all was proud of it ..
— Lil Gnar (@lilgnar) January 26, 2021
6dogs… gonna miss you man.
Until we meet again. ❤️ pic.twitter.com/DrU74oSYhW— nessly. (@nessly24k) January 26, 2021