『コードネーム U.N.C.L.E.』や『君の名前で僕を呼んで』などで知られる俳優のアーミー・ハマー(34)。DMが流出し、さらに警察が動くなど騒動が続いているが、そんな中、彼の過去のインタビュー動画が再注目されている。
注目を浴びているのは、2017年に放送されたトーク番組「Watch What Happens Live」。ここでアーミーはファンから、「ゴシップガール」のセットの中で一番女王様気質だった人を聞かれた。
「ゴシップガール」は、アメリカ・ニューヨークの高級住宅街アッパー・イースト・サイドを舞台に、そこに暮らすセレブ高校生たちの恋愛や友情、犯罪や家族模様を描いた人気ドラマ。アーミーはシーズン2でブレイク・ライブリー演じるセレーナのロマンスの相手、ガブリエル役を演じていた。
Armie Hammer once hinted he was fired from 'Gossip Girl' https://t.co/C96T0YYeZv pic.twitter.com/0Dxtva4bSk
— Page Six (@PageSix) January 26, 2021
この質問にアーミーは答えを濁しながらも、ガブリエル役についての経験はオープンに話した。「撮影するのがとても大変だった作品と言わしてほしい。実は、僕が出演する予定だったすべてのエピソードの撮影を終えることはなかったんだ。本当に大変だった」とコメントした。これに司会のアンディ・コーヘンは「本当に?『この現場から出て行かせて』って感じだったの?」と聞くと、「『彼を追い出して』みたいな感じだったよ」と彼は、解雇されたともとれるような表現で話した。
これに対し、同席していたチェルシー・ハンドラーが「(ブレイク・ライブリー)が問題のように聞こえるわね」というと、アーミーは「そういうことを言っているんじゃないよ」コメントした。
このインタビューが再浮上したのは、アーミーの元恋人であるコートニー・ヴューチェコビッチとペイジ・ロレンズからの度重なる告発が原因とみられる。「僕は100%カンニバル(人肉を食べる人種)だ」という内容のDMが流出し、騒動になったあと、コートニー・ヴューチェコビッチは「ハンニバル・レクター(『羊たちの沈黙』などに登場する人間の臓器を食べる殺人犯)とデートしているようなものだった」と語り、ペイジ・ロレンズは「彼にナイフで焼印を押された」と主張している。