人気歌手のザ・ウィークエンドが、スーパーボウルのハーフタイムショーのために、自腹で700万ドル(約7億3000万円)を追加で支払ったと明かしている。
米時間2月7日、フロリダ州タンパベイのレイモンド・ジェームス・スタジアムにて開催される、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦「第55回スーパーボウル」。試合のハーフタイムにおこなわれる、アーティストのキャリアにおいて名誉と言われる盛大なハーフタイムショーにも毎年注目が集まり、今年は人気歌手のザ・ウィークエンドがパフォーマンスをおこなうことが決定している。
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通常、ハーフタイムショーにおける制作費はスーパーボウルがすべて負担するのだが、ザ・ウィークエンドはステージをさらに特別なものにするため、自腹で700万ドル(約7億3000万円)を追加で支払ったというのだ。
米ビルボード誌の表紙を飾り、インタビューに応じたザ・ウィークエンドは、そのことについて「ぼくたちは家にいるファンたちのために、パフォーマンスを映画のような体験にするため真剣に取り組んできたんだ。それをスーパーボウルのハーフタイムショーでやりたいと思ってる」とコメント。
彼のレコード・レーベル「XO」のクリエイティブ・ディレクターであるラ・マー・テイラーは、ザ・ウィークエンドのすべてのチームがZOOMとメールで6ヵ月に渡りやりとりをしてきたとも明かしている。
またザ・ウィークエンドは、去年大ヒットを記録した最新アルバム「After Hours」を引っさげたツアー「After Hours Tour」を6月から開催することを予定しているが、新型コロナウイルスの影響により、延期の可能性もあるかもしれない。そのことについて「それが『After Hours Tour』のままおこなわれるのか、それとも同じチケットのまま、新しいアルバムのツアーになるのか。今それがぼくの頭の中で解こうとしているパズルだよ」とコメントした。