レディー・ガガが、アカデミー賞授賞式でのパフォーマンス前に、ブラッドリー・クーパーからかけられた言葉を明かした。
レディー・ガガとブラッドリー・クーパーは、現地時間2月24日に開催された第91回アカデミー賞授賞式にて、「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」を歌唱。のちにこの楽曲は、歌曲賞を獲得した。
ガガいわく、ブラッドリーはリハーサルにて「さぁ、ちょっとした喜びをもたらしてやろう」と彼女を鼓舞したのだとか。「(ちょっとした、どころか)特大の喜びになった」と、ゴールデン・グローブ賞、グラミー賞に続いて自身初のオスカーを手にしたガガは、受賞後、メディアに対して語ったと、Elleが伝えている。
一方でレディー・ガガは、“携帯電話”の存在感が増すばかりの現代を憂いている。
「残念なことに、もはや携帯電話が“現実”になっている。世界にとっての現実が、携帯電話なの」と問題を提起し、だからこそ「シャロウ」が議論だけでなく、「痛烈なメッセージ」をもたらしたことが重要だったと、ガガは歌詞を引用しながら訴えた。
「シャロウ(shallow)」という単語は、単に「浅い、浅瀬」のほかに、「浅はか」といった意味も持つ。この楽曲はふたつの意味にかけ、「私たちはもう浅い関係じゃない」とサビを展開していた。
「私は自分が浅はかじゃなきゃいいと思っているけど、実際そんなものよ。だから私が深みに飛び込むところを見ていてほしい。それが多くの人々の心に響くことになる。ものすごく浅薄と感じるこの時代に、手を取り合って一緒に飛び込み、より遠く、より深いところへ、泳げる限り進むには今がチャンスなの」
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