女優のアンバー・ハードが、現在虐待疑惑の渦中にある歌手マリリン・マンソンのニュースを引き合いに出し、自身のツイッターでフォロワーたちに、「もう無視できないわよね?」と語りかけたことが話題になっている。
アンバー・ハードといえば、2015年に俳優のジョニー・デップと婚約するも翌年には離婚。その原因をジョニー・デップによるDVだと訴えていた。なお、この離婚裁判はドロ沼状態までもつれ込み、昨年には高等裁判所にまで持ち込まれている。この裁判では、アンバーがDVを受けていたという訴えが支持される判決となった。
そんな彼女はこの度、マリリン・マンソンから虐待を受けたと訴えている女優のエヴァン・レイチェル・ウッドに、「ここで声を挙げるのはあなただけじゃない」と語りかけた。
アンバーは、ツイッターにマリリン・マンソンに関するニューヨーカー紙の記事を引用し、「まだ、このトレンドを見ていないの?みんなバスルームの壁にタグづけしたがって、ニュースには意識が向かないのかしら。ここで声をあげるのはエヴァンと私だけではないの。もう無視できないわよね?」と訴えている。
なおマリリン・マンソンは今月はじめ、かつて交際していたエヴァン・レッチェル・ウッドにより「数年間ひどい虐待を受けてきた」と訴えられていた。そんなマリリン・マンソンはこの告発に対し、「真実が恐ろしくねじ曲げられている」と語っている。
そんなエヴァンの訴えに続くように、かつての交際女性3名が同様に手を挙げた。これに伴ってマリリン・マンソンは、レコード会社からの契約解除とテレビ番組の降板を余儀なくされている。
先日にはマリリン・マンソンの元妻ディタ・フォン・ティースがコメントを出し、「声を挙げる」という行動は支持をしながらも、「私がかつて結婚していたころには、そんな経験はしなかった」とつづっていた。