自身初のオスカーを手にしたレディー・ガガが、「アカデミー賞から、性別カテゴリーをなくしたい」との展望を語った。
レディー・ガガは、現地時間2月24日に開催された第91回アカデミー賞授賞式にて、「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」によって歌曲賞を獲得。ゴールデン・グローブ賞、グラミー賞に続き、初めて黄金のオスカー像を獲得し、またブラッドリー・クーパーとのデュエットは、今年の授賞式のハイライトのひとつとなった。
受賞後、メディアに対してガガは、「本気で描く将来の夢」を告白。「私たちの人間性が進化すれば、こういったアワードから男女のカテゴリーが消えて、全員を表彰することにならないだろうか」と語ったことを、Hollywood Reporterが伝えている。
現在、アカデミー賞をはじめとして、主要な映画賞は、たいてい男優と女優ですみ分け、主演や助演の功績をたたえている。一方でグラミー賞のような音楽賞は、女性歌手のための部門を設ける場合もあるが、アルバムやアーティストなど、主要部門は男女を問わずに候補が選ばれる。
レディー・ガガは今後、音楽のみならず、女優としてキャリアを築いていくつもりがあるのか。ガガいわく、「私は夢に生きると決めている」と明言。「私自身であり続ける。自分が信じるもののために戦い続けて、ベストを尽くす」と今後のプランを明かした。
また、歌手のみならず、女優としても成功したことで、表面的には完璧に見えても、「実際はとてもとても必死」と語る。
「今夜、このオズカー像を手渡されたとき、私の目には過去の痛みが見えた。乗り越えてきたものが見えたの」
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