映画『君の名前で僕を呼んで』などで知られる俳優のティモシー・シャラメ(25)が、CMにて名作映画『シザーハンズ』の息子として登場し話題となっている。
All-Electric Cadillac
日本時間2月8日に開催されているナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦「第55回スーパーボウル」。この放送では毎年、大量の新作CMや映画予告編などが初公開されることで知られており、楽しみのひとつとなっている。今回も多くのCMが流れたのだが、その中でも注目されているのが高級車キャデラックのものだ。
このCMは、1990年に公開され大ヒットとなった映画『シザーハンズ(原題:Edward Scissorhands)』を元ネタにしたリブートもの。映画ではジョニー・デップが主人公エドワード・シザーハンズを演じたが、今回はその息子エドガーをティモシー・シャラメが演じている。父にそっくりで、もちろん両手はハサミ。母役は映画にキム役で登場したウィノナ・ライダーがつとめ、ファンを喜ばせた。
手が鉄のハサミであることで、日常生活に支障をきたしたりうまくなじめないエドガー。アメフトのボールもキャッチするだけでパンクさせてしまう。
そんなエドガーを思いやり、母が彼に全電気式のキャデラックをプレゼントする。彼は難しい操作をする必要もなく、ボタンひとつでハンズフリーの自動運転に切り替えることができたのだ。
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E!ニュースによるとこのCMは、映画『シザーハンズ』の監督であるティム・バートン本人から承認をとっている。バートン監督は声明で「自分が誇りに思っている仕事が生き続け、時代と共に進化するということは珍しいことです。30年も経っているのに。エドガーが新しい世界に向き合っているのを見るのはステキだ!『シザーハンズ』のファンも、初めて同作を知った人もこの映画を楽しんでくれることを願います」とコメントしている。