人気歌手のドレイクが、アメリカの保険会社「ステートファーム保険」のコマーシャルにサプライズ登場し話題となっている。
米時間2月7日、フロリダ州タンパベイのレイモンド・ジェームス・スタジアムにて、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦「第55回スーパーボウル」が開催。スーパーボウルでは毎年、新CMのお披露目も話題となっている中、「ステートファーム保険」のコマーシャルに注目が集まった。
CMでは、NFLのグリーンベイ・パッカーズに所属するクォーターバックのアーロン・ロジャースが、あるセットでの撮影で「ぼくみたいなスタンドイン(演者の代役)はいないの?」と、自分と似ていない代役に対して不満をもらすと、NFLのカンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズは「ぼくの見る?」と言って指さした先にいたのは、なんと映画『アントマン』などで知られる人気俳優のポール・ラッドだったのだ。
これにはアーロンも「あれならアリだね」と一言。さらに「ステートファーム保険」のエージェントであるジェイクが「ぼくには代役はいないんだよね・・」とぼやくと、その先から「もちろんいるさ」という返答が返ってくる。そう、ジェイクの代役はなんと歌手のドレイクだったのだ。
これにはパトリックも「あれってドレイクじゃない?」とツッコミ。するとドレイクは「その通りさ。ステートファーム保険のドレイクです」と言うと、その後ジェイクとドレイクは一緒に「Like a good neighbor(よき隣人のように)」と、同社のスローガンを言おうとするのだが、ジェイクはドレイクに対し「代役にはセリフはないんだよ」と、ちょっと冷たい一言を言って締めくくられる。
ドレイクのサプライズ登場にネットは「今年のスーパーボウルのCMで一番だね」「これは最高コラボ」「ドレイクはコメディアンとして評価されるべき」と絶賛のコメントを投稿している。